留まれと願えど巡る年月の はやき流れに思いぞ托す
宝滴011
本文
留まれと願えど巡る年月の はやき流れに思いぞ托す
形式
#短歌
カテゴリ
#5.自然・風景
ラベル
#自然現象 #無常
キーワード
#時の流れ #留められぬ思い #自然の摂理
要点
時間は止められない、流れに想いを託すほかない。
現代語訳
留めようと願っても年月は巡り、速やかに流れていく。その流れに思いを委ねるしかない。
注釈
托す:任せる、委ねるの意。
解説
自然の摂理と人の無力さを短歌で表現。流れる時間に対する諦観と美意識。